今回はテクノブレインさんの関空のエアポートファシリティーデータを編集してみましょう。実はテクノブレインさんのこれ、なぜか間違いがあり、関空はSTARを使えないんですよね。(東京や伊丹はすでにいくつかのSTARを設定してくださっています)この関空を修正します。
※EULAを守った範囲でバックアップなどもお忘れなくです。場合によってはバックアップの目的であってもであってもコピーが禁止されている場合もあります。FSMUSEUMはいかなる責任も負いません。
まず、ADEから File>Open Airprt from Bgl でRJBB_ADEX_TB.bgl(FSAC RJBBのフォルダのscenery)を開きます。するとこのように空港の図が出てきます。
この画面では、離着陸禁止やタキシングウェイの改変、さらにゲートの設置、そしてそこになんの航空会社を止めるかまで設定できます。※1
さて今回はこちらは何も編集しません。画面右上のApproach Modeをクリックしてください。
ウェイポイントやらなにやらのデータがあるかと思います。
それではまず様子を見てみましょう。ListからApproachをクリックします。するとアプローチ方法がずらりと並んでいるはずです。
今回は24Lをダブルクリックしましょう。
すると右側のコンソールにミストアプローチなどの情報をおそらくこれはテクノブレインさんが入れてくれています。ありがとうございます(^^) これがあるとゴーアラウンド後に「公表されたミストアプローチコースを飛行」と表示され、かなり早く再アプローチに取り掛かることができます。これをしなければ異常に遠回りで再着陸までに時間がかかります。
そしてあった!トランジションのデータです。今回はこのトランジションを上手いこと設定することでSTARを実現させます。
その③へつづく
※1.いや、これは本当に開発チームは天才的です。ゲートから何から何まで空港という単位でまとめ、ATCはその情報を利用して指示を出す。そしてさらにここをSDKにして解放することで、コミニュティでディベロップメントしてもらう。あまたの空港データ全てを開発がやっていたら日が暮れてしまいます。このやり方はフライトシミュレータでは最もベストなやり方です。開発チームが排他的でない。これが今のフライトシミュレータを支えてきたと言っても過言ではないですね。素晴らしい!テクノブレインの羽田でWOAIがちゃんとANA,JALで分けて止まるのは、テクノブレインさんがこのデータを入力してくれてるからなんですよ!これを各空港毎に開発側がやっていたら大変です。弄りやすくしておいて、あとはサードパーティに任せるというのは賢すぎます。